段ボールで箱を作るのがかなり手間なんですよね分かります。ここではお金をかけずに、かつ非常に簡単に、しかも手っ取り早く思った通りの大きさに箱を作るコツをお教えします。
段ボールを出来るだけ切らずに作る

『自作段ボールの作り方』で検索するといろんなサイトやYOUTUBEが出てきますね。全てを見ていないので分かりませんが、定規で測ってその寸法を段ボールに書き写して展開図を作成…。私的にはこれは非常に面倒くさい(´・ω・`)
ではどうするか。
梱包したい商品をそのまま段ボールに置いて寸法を取って作成
これが最も手っ取り早いと思います。では実際にやってみましょう。
※段ボール箱は近所のスーパーなどで無料でもらえる所もありますので、これを利用しましょう。
しかしポイントとなる事があります。それは下の写真のようにまず3面作成したらあとは寸法から作成するということです。

そうしないといびつな形になってしまいます。まあ何はともあれ作成方法をご覧ください!
まずは段ボールを展開する

まずは近所のスーパーなどで入手した段ボール箱を切り開いてしまいます。ここに実際に梱包する商品を当てて、線を引き展開図を作成していきます。
準備するものは『カッタ―』『カッターマット』『ボールペン』『スチール製定規』『でかめの三角定規』。これらがあればOKです。
商品を段ボールの上に置いて線引き

ではさっそく作成してみましょう。収納する商品を実際に段ボールの上に置いて線を引いていきます。

まずは段ボールの一番端に合わせて商品を段ボールの上に置き、線を引く際にスチール製定規(曲がらなければ何でもOK)を当てます。
上記のようなナイロンに包まれている場合、包装されている容器が曲がっている場合など、実際の大きさを出しにくい時はこういう定規を当てると、まず間違いのない線が引けます。

先程つけた印ともう一か所印を付けて線引きをしても良いですが、段ボールの端は基本的には真っすぐなので、それに合わせて平行線を引けば問題なし。どうしても気になる場合は直角三角定規をあてるのも良いでしょう。

段ボールには線が入っていますので、慣れてきますと目測でかなり正確な線が引けるようになりますよ!
同じようにして展開図を作成していく

次の面を横に、さらに次の面をその横に、と展開図を作成していきます。
ここで注意が一点!既述しましたが、それぞれ3面出来たら寸法を測り、今度はその寸法をもとに三角定規などを使用して作成します。
6面をそれぞれ置いて線引きし描いていくとバラバラの四角になってしまいます。ですので基本となる3面の線を引いたら、それをコピペする感じですね。

6面全てを段ボールに書き写せば完成です!これをカッターで切ると

展開図の完成です。これに折り目を付けていきます。
スチール製定規をあてて折る

折り曲げたいところに定規をグッと当てて折り曲げます。こうすると手でやるよりまっすぐに折れます。特に段ボールは中が波打っていますので、手だけでやろうとするとかなり歪んでしまいます。

これでとりあえず切ったり折ったりは終了。あとはガムテープなどで補強・立体化していきます。
ガムテープで箱を作成

ここまできたらもう感覚的に分かると思いますが、テープで立体化していきます。この時のコツとしては、ガムテープをつけるときにちょっとテープを引っ張りながら貼り付けていくとより正確に、かつ丈夫な箱が出来あがります。

このようにドンピシャの箱の出来あがりです(*’-‘*)
角のテープの貼り方

あとは角の部分をキレイに、かつ丈夫にするために更に手を加えていきます。写真のように小さく切ったテープを斜めに貼り付けます。

それをキレイに貼るとこんな感じになりますね。この出っ張ったテープを横から貼り付けて見えないようにしてしまいます。

こんな感じでキレイに貼ると

ほれバッチリ!8つの角を全てこうやってキレイにしてあげたら完成です。

梱包が汚いと受け取った人の印象はかなり悪くなります。正直言って梱包作業は非常に手間ですが、ここをいかに丁寧に早く、キレイに仕上げるかが大切です。最初は時間もかかりますが、手慣れてきますとさっさと出来るようになります!
最後にゴミなどは100円ショップで買った小さなチリトリ付きホウキで掃除しておしまい!

という訳で自作段ボールの最も手っ取り早い作り方でした。
早い事も大切なのですが、梱包は非常に丁寧にしておかねばなりません。商品が汚い梱包で送って来られたら嫌ですもんね。
とは言うものの、箱をキレイに作ると時間がかかってしまうのもまた事実。そこで『利益がものすごい出る場合』は、購入するのも一手です。自作か、購入か、その辺りは自分で線引きしておくと良いでしょう。